谷底侵食低地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/11 07:57 UTC 版)
河川の下方侵食(下刻、deepening)によって形成されたV字谷の河床の勾配が緩やかになると、下方侵食よりも側方侵食(側刻、lateral erosion)の作用が相対的に大きくなる。側方侵食によって谷底の幅が増加した低地を谷底侵食低地という。表面には薄い礫質の堆積物がみられるが、一部には基盤岩が露出する。
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谷底侵食低地
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勾配の急な低地であるため、土石流や流木を含んだ激しい流れの河川氾濫が生じるリスクがある。河川の側方侵食によって周囲の山地斜面は不安定になっている場合があり、斜面の崩壊や支流の土石流、それによる河道閉塞などに注意が必要である。堆積層は非常に薄いため地盤は強固である。そのため地震時の揺れやすさは小さく、液状化のリスクは小さい。
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