議事堂内のネコとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 05:59 UTC 版)
「カナダ国会議事堂のネコ」の記事における「議事堂内のネコとして」の解説
1924年、当時新たに作られたカナダ国会議事堂のセンターブロックの地下にネズミが住み着いていており、その個体数がゆるやかに増加していたため、これを駆除する目的で議事堂にネコを住まわせるようになった。その後すぐにネズミの数は減ったが、今度は去勢されていなかったネコの子どもが増えだしてしまったため、同1924年のうちにネコは議事堂の外で飼われるようになった。それ以降も1955年までネズミ類の数を抑える目的で337匹のネコが敷地内に「雇用」されていたが、その年以降は化学薬品に取って代わられた。 1930年代にはすでにネコの世話をする人が現れており、清掃員や整備員が屋外のあちこちで餌を与えていた。特にマッブ夫人という清掃員の女性がネコや鳥の餌をかばんに入れて議事堂周辺まで来ていたことが知られている。
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