講・田とは? わかりやすく解説

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こう‐でん【講田】

読み方:こうでん

平安後期から室町時代にかけて、寺社経典講義や、祖師賛仰(さんぎょう)の講会(こうえ)などの費用にあてるために設けられた田。


講田

読み方:コウデン(kouden), コウダ(kouda)

(1)講経免田と同じ。
(2)江戸時代民衆寺社参詣費用支弁することを目的として設置された田。


講田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 06:16 UTC 版)

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講田(こうでん)とは、及び講会の費用として宛てるために設置した田地のこと。

本来は、寺院領のからの収益である供料(寺領収納米)の中から捻出されていたが、後には寺院領の一部あるいは僧侶の私領のうちより寄進された特定の田からの収入(地子加地子)をもってこれに宛てることとした。これを講田と称した。

講会の主催者が国家あるいは国府であった場合には、田租などの免除が行われ、また寺院側も講・講会の開催経費以外の徴収以外の課役を免除することになっていた。

講田の管理は当初はその講が属する僧侶の手で行われてきたが、後に講に参加する講衆の参加層が広がって農民出身者などが多くなると、彼らによって耕作されるようになった。




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