語源と用語法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/28 09:09 UTC 版)
古ノルド語のmyrkviðrは、myrk(暗い)とviðr(林、森)の2語から構成され、合わせて「暗い森」を意味する。ゲルマン祖語の語形として*merkʷjo-widuzが再建されている。 ゲルマン語派やスラヴ語派には「暗い森」ないしそれに類する表現が広く見られる。これらは総じて針葉樹林を意味するイディオムとなっており、落葉樹林を指す「光の森」と対比される。現在の地名としてはスウェーデンのコールモーデン、ドイツのシュヴァルツヴァルト、ウクライナのチョルネイ・レスなどの例があり、いずれも「黒い森」の意である。
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