診療報酬の改訂による諸問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 07:35 UTC 版)
2006年に行われた診療報酬改定により、従来の看護配置基準以外に、7:1看護配置基準の枠が設けられた。その上で7:1看護配置基準を満たせない病院においては、診療報酬が大幅に引き下げられた。そのため、目標とする看護師数を確保できず、病床数を減らし診療報酬基準を満たそうとする病院や、経営状態が悪化し倒産に追い込まれる病院が増えている。 その一方で、大阪府内の病院に於いて、所得隠しを行って経費を過大計上した上に、捻出した金で医師や看護師を他病院から引き抜いていた事例が発覚しており、病院経営を巡るモラルやコンプライアンス意識が問題視されている。
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