訴訟法上の責任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:12 UTC 版)
自分にとって有利な法的効果を発生させる事実を主張しなかった当事者が、その事実が認定されないことによって受ける不利益のことを、主張責任という。 また、自分にとって有利な法的効果を発生させる事実を立証できなかった当事者が、その事実が認定されないことによって受ける不利益のことを証明責任(挙証責任、立証責任)という。 不利益を被った側は、自分が望む法的効果の発生という利益を受けることができない。証明責任を負うか負わないかによって、事実が真偽不明の状態にとどまった場合、結論が全く異なることになるので、証明責任の分配方法が法学において問題になる。
※この「訴訟法上の責任」の解説は、「責任」の解説の一部です。
「訴訟法上の責任」を含む「責任」の記事については、「責任」の概要を参照ください。
- 訴訟法上の責任のページへのリンク