設計者のコンセプト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 17:39 UTC 版)
「武蔵野市立図書館」の記事における「設計者のコンセプト」の解説
2004年(平成16年)に武蔵野市が実施した「武蔵境新公共施設設計プロポーザル」を経て、川原田康子と比嘉武彦が共同主宰するkw+hgアーキテクツが設計。完成までの7年間で、大きく3回設計を見直している。設計中はレーザー距離計を使い、商業施設や空港、地下街など、類似の空間での身体感覚を頼りに大きさを検討した。 「特定の目的がなくても市民が気軽に集まり、居心地のいい空間を選べる場をつくる」(比嘉)、「丸く切り取った開口部で空間を絞り込み、そこをくぐるとぱっと視界が開けるようにした」(川原田)など、武蔵野プレイスの「4つの機能」を、区切るのではなく、あえて入り混じったものとして捉え、全体がまだら状につながったものとして考えるという方法で、さまざまな活動が同時存在する様をそのまま空間化し、本来的な意味での“公共性”を生み出すプラットフォームを目指した。
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