計画-生成-評価パラダイム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/13 06:53 UTC 版)
「Dendral」の記事における「計画-生成-評価パラダイム」の解説
計画-生成-評価パラダイム(plan-generate-test paradigm)は問題解決手法の基本であり、Heuristic Dendral と Meta-Dendral に共通するパラダイムである。generator(生成器)が問題に対する解の候補を生成する。Dendral では分子のグラフで表現される。ただし、これは解の候補が膨大な個数にならない場合のみに採用できる手法である。解の候補が膨大である場合、Dendral は生成時点でそれを減らすための方法(制約条件)を見つけなければならない。それをするのが Dendral の planner(計画器)であり、問題に固有知識を使って generator のための制約条件を探す「仮説生成」プログラムである。tester(評価器)は解候補から制約条件に適合しないものを捨てる。この計画-生成-評価パラダイムの機構により Dendral は1つのシステムとして動作する。
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