見掛精米歩合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 17:33 UTC 版)
見掛精米歩合(みかけせいまいぶあい)とは、おおざっぱに表した精米歩合で、通常は重量精米歩合のことをいう。 重量精米歩合であると、たしかに全体の白米の重さは精米歩合に比例して小さくなっているものの、ある米粒はあまり削られていなかったり、ある米粒は心白まで削られていたり、などと磨かれ具合がまばらになっていても、平均化された見掛け上の値として精米歩合が出てきてしまう。それがこの見掛精米歩合である。 しかし、吟醸酒や大吟醸酒ともなると、米一粒ひと粒の磨かれ具合が全体の酒質を左右しかねないため、より精度の高い精米データが必要とされ、そこで真精米歩合という概念が作られた(縦型精米機の項を参照)。
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