西尾村_(石川県)とは? わかりやすく解説

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西尾村 (石川県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 08:26 UTC 版)

にしおむら
西尾村
廃止日 1956年9月30日
廃止理由 編入合併
西尾村、金野村、大杉谷村、新丸村、国府村(一部) → 小松市
現在の自治体 小松市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 石川県
能美郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 5,352
(1953年)
隣接自治体 石川県:小松市、能美郡金野村大杉谷村新丸村石川郡鳥越村
西尾村役場
所在地 石川県西尾村大字波佐羅
座標 北緯36度20分01秒 東経136度31分36秒 / 北緯36.33358度 東経136.52661度 / 36.33358; 136.52661 (西尾村)座標: 北緯36度20分01秒 東経136度31分36秒 / 北緯36.33358度 東経136.52661度 / 36.33358; 136.52661 (西尾村)
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西尾村(にしおむら)は、石川県能美郡に存在した

町村制の施行以前の村のうち、西俣と尾小屋の名を合成して村名とした。

地理

  • 現在の小松市の南部、梯川の支流である郷谷川が北流する。
  • 尾小屋鉱山より産出されるが村の産業の大半を支えていた。そのため、役場は大字布橋(のち波佐羅に移転)に置かれていたものの、実質上の村の政治・経済の中心地は尾小屋であった。そのため、尾小屋に役場を分離設置してほしいなどの要望が度々起こり、紛糾したこともあった。
  • 観音下(かながそ)周辺では石材の産出が行われ、日華石のブランド名で販売されている。

歴史

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、塩原村、布橋村、沢村、三ツ谷村、松岡村、池城(いけのじょう)村、岩上村、尾小屋村、西俣村、観音下村及び波佐羅(はさら)村の区域をもって、西尾村が発足する。当初役場は大字布橋に設置。
  • 1919年大正8年) - のち尾小屋鉄道となる鉄道路線が開通。沢駅、波佐羅駅、観音下駅、倉谷口駅、尾小屋駅の5駅を設置。
  • 1953年昭和28年) - 役場を布橋から波佐羅に移転。
  • 1954年(昭和29年)9月5日 - 尾小屋鉄道、長原駅を設置。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 小松市に編入する。大字三ツ谷は光谷町に名称を変更する。残る10大字はそのまま小松市の町名に継承。

交通

鉄道路線

(当村廃止時点のもの)

脚注

  1. ^ 角川日本地名大辞典17 石川県「西尾村」の頁より。
  2. ^ この後、1960年7月8日に塩原駅が沢 - 波佐羅間に開設されている。

関連項目




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