褻の汗袗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 03:59 UTC 版)
貴族の童女に着られた普段着で、日常着という性質上その資料は殆ど現存しないが、扇面古写経にその形態が描かれておりそこから復元資料が製作されたこともある。 形状は、袿とほぼ同型だが対丈の上着で、切袴に単、女児用の衵を重ねて着る。 夏向けのものには狩衣のように肩の部分が開いていて、甚平の肩口のように紐を通して結ぶ「ゆだち」タイプのもの、袖括りのあるものも存在する。
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