裏十字絞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 08:46 UTC 版)
裏十字絞(うらじゅうじじめ)は崩上四方固で極めるバット絞。相手の右からのニーオンザベリーや横四方固など。バットのグリップを握る形で相手の頸部付近で右手を逆手で相手の左前襟を持ち、左手を順手で奥襟を持ち、相手の頭側に回り込んで、両腕をクロスさせ相手の頸部を絞める。映画『柔道の真髄 三船十段』ではニーオンザベリーから崩上四方固に移行しての裏十字絞が紹介されている。書籍『寝業の傅統』には横四方固から崩上四方固に移行しての裏十字絞が掲載されている。書籍『柔道大事典』では崩上四方固から極めるものに限定してるが、「裏十字絞」という名称にはそのような意味合いはなく、バット絞の構成要件である、他の十字絞と左右逆で右手で相手の左襟を左手で相手の右襟を持つ十字絞、のほうが適合している。
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