被殻出血
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:12 UTC 版)
レンズ核線条体動脈外側枝から出血する。血腫が大きいと内包の障害により対側の片麻痺が生ずるほか、優位半球からの出血なら失語症、非優位半球なら失行・失認を認める。意識レベルが傾眠(JCS10)から半昏睡(JCS100)で血腫量が31ml以上の症例で手術適応がある。開頭術のほかに、定位血腫吸引除去術、内視鏡下血腫除去術が止血されている血腫で、しかも意識レベルが傾眠(JCS10)から昏迷(JCS30)の症例で考慮される。止血されているかは造影CTや6時間後のフォローアップCTにて判断するのが一般的である。
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