血統的特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 00:25 UTC 版)
半兄に重賞3勝を挙げた トウショウピット(父パーソロン)、半姉に優駿牝馬2着・産駒に4頭の重賞勝利馬を輩出したソシアルトウショウ(父ヴェンチア)がいる。他の近親にも数々の活躍馬がおり、母ソシアルバターフライから派生した系統は名牝系として認知されている。半弟トウショウゲート(父シャトーゲイ)とトウショウルチェー(父ダンディルート)、全弟トウショウイレブンは、重賞未勝利ながらトウショウボーイの影響で種牡馬入り後にいずれも重賞勝利馬の父となっており、血統研究家の吉沢譲治は「ソシアルバターフライ系は典型的な『種牡馬族』」と述べている。甥のトウショウペガサスも2頭のGI競走優勝馬を輩出し、また種牡馬入りができなかった全弟のトウショウイレブンはダートの1600メートルの日本レコードを記録するなど9勝を挙げている。また、ソシアルバターフライ産駒の牝馬のほとんどがトウショウ牧場で繋養されていたため、ソシアルバターフライがアメリカに残してきた牝馬の産駒や孫を繁殖牝馬として輸入した牧場も存在する。 トウショウボーイの競走馬・種牡馬としての活躍には、両親の能力の他、父方3代目、母方4代目に入っている「ハイペリオンの3×4」のインブリードの影響が大きいとされた。
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