血まみれの道とは? わかりやすく解説

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血まみれの道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 08:54 UTC 版)

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血まみれの道
The Trail of Blood -: Following the Christians Down through the Centuries - or, The History of Baptist Churches from the Time of Christ
著者 ジェイムズ・ミルトン・キャロル
訳者 田嶋浩次
発行日 米国1931年 日本1974年
発行元 バプテスト文書出版
ジャンル ランドマーク・バプテスト
米国
言語 英語
形態 文学作品
コード ASIN B000J4PM8C
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血まみれの道(ちまみれのみち)[1]とは、ランドマーク・バプテストの著作物[2]アナバプテストキリスト教教派の中でもっとも古く、浸礼による信仰者へのバプテスマが唯一の正しいバプテスマであり、その継承者がランドマーク派のバプテストであるとする。自らプロテスタントであることを否定している。

内容

血のランドマークを辿っている。文中にその目印としてthe landmarks or earmarksとある。

歴史

  1. カトリック教会と使徒の教会は関係ない。
  2. 暗黒時代にクリスチャンは迫害された。
  3. アナバプテストはキリスト教の教派でもっとも古い名称である。
  4. 幼児洗礼を拒否した真のクリスチャンはいつでも存在した。
  5. ドナティスト、Paulicians、アルビ派ワルドー派がアナバプテストである。
  6. 暗黒時代にカトリックでない教会がつねに存在した。

根本教理

  1. 霊的な教会はイエス・キリストが創立した。
  2. 礼典はバプテスマと主の晩餐のみであり、記念である。
  3. 教役者は教会のしもべである。
  4. 純粋な会衆制
  5. 法と教理は新約聖書だけである。
  6. 教会員は信者だけである。
  7. 資格は、浸礼によるバプテスマと新約聖書への忠誠である。
  8. 教会の独立
  9. 政教分離
  10. 完全な宗教の自由

教会の歴史

ランドマーク・バプテストの歴史チャート 血のランドマークを辿っている。(表の上がカトリック、下がランドマーク派)

カトリック教会の歴史

クリスチャンの歴史

脚注

  1. ^ 田嶋浩次訳のほかに、つるまき聖書チャペル牧師 関修司監修、同宣教師 大山晃平訳『血の足跡』2003年(平成15年)が出版されている。
  2. ^ William Hull, "William Heth Whitsitt: Martyrdom of a Moderate," Distinctively Baptist: Essays on Baptist History, ed. Marc A. Jolley, John D. Pierce, pp. 237-78, p. 255, note 70.

関連項目

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