藩牧と御崎馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 03:07 UTC 版)
江戸時代の初めには、高鍋藩も他の藩と同様に軍事用の騎馬や運搬用として畜産を進めていた。特に馬の生産において力を入れた牧場が、藩の飛び地であった御崎牧(現宮崎県串間市都井)である。種美時代には藩営の牧場が高鍋に1つ、串間市に7つあった。この頃から放牧しておりそのまま半野生化しているのが都井岬の御崎馬(岬馬)である。国の天然記念物に指定されている。高鍋藩では、毎年秋のころに「駒追い」(馬の検査を兼ねて2歳の牡馬を捉える行事)が行われていた。 名目は少し変わってきているものの、「都井岬馬追い」として現在でも毎年続いている。
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