藤田無線とは? わかりやすく解説

藤田無線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/09 03:06 UTC 版)

日立自動車交通のクラウンコンフォート旧藤田無線色

藤田無線 (ふじたむせん) グループとは、かつて東京都23特別区武蔵野市三鷹市を営業区域としていたタクシー会社無線共同体である。元々は藤田観光自動車を中心としていたが、1995年平成7年)に同社は国際自動車に吸収合併され、残った三社(春駒交通・日立自動車交通・ライオン交通)のみで構成された。本拠地は葛飾区金町にあった。

2005年(平成17年)7月11日日本交通と業務提携(事業者単位)。2006年(平成18年)1月、東京私鉄自動車協同組合(現・私鉄協同無線センター)との間で締結していたチケット兌換協定を解除。2月いっぱいをもって無線協組解散。業務提携により全て東京4社カラーとなっており、行灯も日本交通のものに換装された。

その後、2015年(平成27年)3月18日に日立自動車交通第二・日立自動車交通第三の親会社である日立自動車交通[注釈 1]も日本交通と業務提携。2019年(平成31年)1月になり春駒交通は日本交通にタクシー事業の営業権を譲渡し、同名で都内のタクシー事業と菅生パーキングエリア下り線の営業をする二社に分割。11月16日にそのうち前者の練馬営業所が同じく日本交通グループの日交練馬に統合された。また同年8月26日にライオン交通が国際自動車に買収され、11月18日に国際自動車仕様で営業開始、その後2020年令和2年)9月18日に国際自動車の再編によって国際自動車(T2)に取り込まれる形で消滅した。

解散当時の加盟事業者

  • 春駒交通(北区浮間)
  • 日立自動車交通第二(足立区綾瀬)
  • 日立自動車交通第三(葛飾区金町)
  • ライオン交通 (葛飾区青戸)

脚注

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注釈

  1. ^ 先立つ2003年(平成15年)に日立自動車交通はタクシー事業を日立自動車交通第二・日立自動車交通第三に分社化したが、日立自動車交通にもタクシーの営業権が1両のみ在籍している。

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