藤原鎌足伝説とは? わかりやすく解説

藤原鎌足伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 19:45 UTC 版)

高蔵寺 (木更津市)」の記事における「藤原鎌足伝説」の解説

昔、矢納郷の有力者だった猪野長官という人物が、40歳あまりになっても子宝恵まれず、ここの観音願いをかけたところ、一女授かった。この娘は予与観と名付けられ成長したが、この娘もまた良縁がなく嘆いていた。彼女は自分が生を享けたいきさつを父から聞かされ自分もこの観音すがったところ、「鹿嶋行って日天拝みなさい」との夢告があり、男子授かった。これが「鎌子」、後の藤原鎌足であると言われている。 鎌足その後、この観音深く崇拝し七間四面本堂阿弥陀堂三重塔鐘楼などを建立した境内には、大化の改新後の650年7月鎌足が腰を下ろして休息したと言われる腰掛石がある。また、鎌足着替えをして衣服にかけたがそのまま忘れられ、その根付いて桜の花をつけたのが鎌足と言われている。

※この「藤原鎌足伝説」の解説は、「高蔵寺 (木更津市)」の解説の一部です。
「藤原鎌足伝説」を含む「高蔵寺 (木更津市)」の記事については、「高蔵寺 (木更津市)」の概要を参照ください。

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