薬王院 (新宿区)とは? わかりやすく解説

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薬王院 (新宿区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/20 15:06 UTC 版)

薬王院

山門
所在地 東京都新宿区下落合四丁目8番2号
位置 北緯35度43分4.4秒 東経139度41分51.3秒 / 北緯35.717889度 東経139.697583度 / 35.717889; 139.697583座標: 北緯35度43分4.4秒 東経139度41分51.3秒 / 北緯35.717889度 東経139.697583度 / 35.717889; 139.697583
山号 瑠璃山[1]
宗旨 新義真言宗[1]
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来[2]
創建年 鎌倉時代
開山 願行[1]
中興年 延宝年間[1]
中興 実寿[1]
正式名 瑠璃山薬王院医王寺
瑠璃山藥王院醫王寺
別称 東長谷寺牡丹寺
札所等 御府内八十八箇所 第36番
公式サイト 薬王院公式ホームページ
法人番号 9011105000743
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薬王院(やくおういん)は、東京都新宿区下落合四丁目にある真言宗豊山派の寺院。

歴史

同院は鎌倉時代相模国(現在の神奈川県大山寺を中興した願行上人によって創建されたといわれる[2]

その後荒廃したが、江戸時代により実寿上人が中興した。しかし、その後の火災でまたも荒廃し[2]明治時代になってから再興された。なお、江戸時代までは近隣の下落合氷川神社別当寺でもあった[2]

また同院には、鎌倉時代から室町時代の板碑も残されており、歴史的にも貴重である[2]

昭和に入り、1966年に本山の奈良長谷寺から牡丹の株を100株ほど譲り受けて植えたのが、同院が牡丹寺と呼ばれるようになったきっかけで[3]、現在では1000株ほどの牡丹が植えられ、4月から5月のシーズンになると多くの見物客が訪れる。その他、しだれ桜ツバキの木も植えられており、季節を問わず花を楽しめる寺院となっている[3]

施設

アクセス

脚注

参考文献

  • 新宿歴史博物館編『ガイドブック新宿区の文化財 史跡(西部編)改定版』1998年
  • 「下落合村 薬王院」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ12豊島郡ノ4、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763977/29 

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