薬王院 (水戸市)とは? わかりやすく解説

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薬王院 (水戸市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 16:08 UTC 版)

薬王院
所在地 茨城県水戸市元吉田町682
位置 北緯36度21分23.2秒 東経140度28分40.7秒 / 北緯36.356444度 東経140.477972度 / 36.356444; 140.477972座標: 北緯36度21分23.2秒 東経140度28分40.7秒 / 北緯36.356444度 東経140.477972度 / 36.356444; 140.477972
山号 吉田山
院号 薬王院
宗派 天台宗
寺格 青蓮院門跡直末
水戸藩の檀林寺
吉田社(吉田神社、常陸国三の宮)の神宮寺
本尊 薬師如来
創建年 延暦年間(782年 - 806年)
正式名 吉田山神宮寺薬王院
文化財 薬王院本堂(重要文化財)
仁王門、薬師如来(県文化財)
仁王門、五輪塔(市文化財)
公式サイト 吉田山神宮寺薬王院
法人番号 7050005000827
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薬王院(やくおういん)は、茨城県水戸市元吉田町にある天台宗仏教寺院

本堂は重要文化財で、仁王門、本尊の薬師如来と十二神将像なども茨城県の文化財に指定されている[1]

沿革

平安時代大同2年(807年)、桓武天皇の勅願によって伝教大師最澄が創建したと伝えられる[2]

本堂

室町時代大永7年(1527年)に焼失したが、享禄2年(1529年)に再建された。

江戸時代貞享3年(1686年)に水戸藩徳川光圀によって大修理が行われた。

昭和41年(1966年)6月11日に重要文化財に指定され、昭和43年(1968年)には解体修理が行われた。

仏像

文化財

重要文化財(国指定)

  • 本堂 - 室町時代後期の享禄2年(1529年)の建立。規模の特に大きな堂であり、桁行7間、梁間5間、一重、入母屋造、茅葺形銅板葺。水戸市内にある。地方的な様式を濃厚に持っていて、室町時代の建築文化の様相を知る重要な遺構である。昭和41年(1966年)6月11日指定。

茨城県指定文化財

  • 仁王門
  • 薬師如来像
  • 十二神将像

水戸市指定文化財

  • 松平亀千代丸五輪塔

所在地

茨城県水戸市元吉田町682

アクセス

水戸駅南口の2番乗り場から台町方面経由バスに乗車し、薬王院前で下車。

近在の施設

  • 水戸藩御用 神楽屋敷跡
  • 水戸市立千波中学校
  • 清巌寺(西月山東照院清巌寺)
  • 吉田神社

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 水戸観光コンベンション協会, 一般社団法人. “薬王院 «  一般社団法人 水戸観光コンベンション協会” (日本語). www.mitokoumon.com. 2018年10月20日閲覧。
  2. ^ 薬王院本堂 | 水戸市ホームページ” (日本語). www.city.mito.lg.jp. 2018年10月20日閲覧。



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