葉状地衣類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:12 UTC 版)
薄い膜状の地衣類である。コケ植物の苔類に見られる葉状体に似ている。表面には菌糸による上皮層があり、その下には藻類を含む藻類層がある。藻類層の下には菌糸からなる髄層があり、下皮層によって下面が区切られる。基質上には下皮層から生じる偽根という根に似た構造で固着する。成長は地衣体の周辺から外に向かって伸びることで行われ、不規則な雲状の形になることが多い。子実体は地衣体表面に上向きに付くことが多い。
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「葉状地衣類」の例文・使い方・用例・文例
- 主に北方地域の葉状地衣類
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