若松コロニー以前の日本人入植者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 04:21 UTC 版)
「若松コロニー」の記事における「若松コロニー以前の日本人入植者」の解説
ウィリアム・モロー著『二世:おとなしいアメリカ人』によると、若松コロニーができる1年前に日本人入植者があり、アラメダ郡に農園を借入れたことがサンフランシスコ・クロニクル新聞に掲載されているという。彼らは英仏語を話し、「その故国においては、教養あり勢力のある紳士たちで、文明諸国を旅した結果、その思想があまりにも自由主義的になり、ミカドに仕えるにふさわしくなくなったので、ほとんど無一物となり、やむを得ず国から逃亡したものである」と記事は伝えている。この日本人は塚原昌義、松本寿太夫(万延元年遣米使節、小野友五郎遣米使節に参加した幕臣)らとされる。
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