花東縦谷断層帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 20:30 UTC 版)
谷底に沿って活断層の花東縦谷断層帯が分布している。全長は花蓮市から台東市まで約150km。全体的には北北東走向、東傾斜(角度45~60°程度)で、左横ずれ成分含む逆断層の構造となっている。平均変位速度が非常に速く、水平が約3cm/年、垂直が約2cm/年となっている。1951年に発生した花東縦谷地震(中国語版)(Mw 7.5, 7.2, 7.0, 7.3, 7.8)でほぼ全体が活動した。断層帯南部では断層面がゆっくりずれる断層クリープ現象が確認されている。
※この「花東縦谷断層帯」の解説は、「花東縦谷」の解説の一部です。
「花東縦谷断層帯」を含む「花東縦谷」の記事については、「花東縦谷」の概要を参照ください。
- 花東縦谷断層帯のページへのリンク