花の仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 23:18 UTC 版)
本種の花弁は筒状で、その先端から雄しべと雌蘂が突き出す。開花の直後には雄しべが長く伸び出し、花筒先端から30mmほども突き出している。また花糸の色は花筒の内部の部分は白く、突出している部分は紫を帯びる。先端の葯は花粉を放出する。しかし開花の初日とその夜を過ぎると葯はしぼみ、花糸は上向きに巻き込む。雌蘂の方は初日には30nnほどだが次の日、あるいは3日目には60mmにまで伸び出し、柱頭が開き、花は受粉の準備をする。つまりこの種は強い雄性先熟を示す。
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