色界の段階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 06:59 UTC 版)
色界の禅定(Rūpajjhāna, 四禅)は以下の4段階がある。 初禅 - 諸欲・諸不善(すなわち欲界)を離れ、尋・伺を伴いながらも、離による喜・楽と共にある状態。『中部』が伝えるところによれば、釈迦は、自身がまだ在家の王子であった頃、すでにこの境地を楽しんでいたという。 第二禅 - 尋・伺が止み、内清浄による喜・楽と共にある状態。 第三禅 - 喜を捨し、正念・正見を得ながら、楽と共にある状態。 第四禅 - 楽が止み、一切の受が捨てられた不苦不楽の状態。
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