色指定方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 16:04 UTC 版)
多くの場合は印刷業者に依頼(外注)する(対応していない業者もある)。また、熱転写プリンターには特色印刷が可能なものもあり、個人で印刷することも可能ではある。以下では外注で、紙媒体などアナログ媒体で色を指定する場合の手順を記す。パソコンなどで原稿を作成する場合、業者が対応しているソフトウェアを用い、指定された方法で原稿を作成して、CDなどの記憶媒体などに保存して入稿する。そのソフトウェアがない場合、手持のソフトウェアに対応している業者を探さなければならない。原稿の作成方法は業者、ソフトウェア、色数などによって異なるため、ここでは省略する。 印刷業者に依頼するとき、原稿がデジタルデータでない場合は、特色印刷したい原稿にカラーチャート(色票(カラーチップ)や色見本帳、カラーガイドなどともいう。以降、ここでは色票と表記する)を張り、その色で印刷されるべき箇所を記す。または、色票に番号が振ってあれば、それを記入する。さらに、フルカラー印刷ならその旨を記入する。プロセスカラーを混色した色か単色を使うなら、その濃度をパーセンテージで記す。 記入例としては、たとえば特色にDICカラーガイドの蛍光ピンク(DIC 586s)を使うとして、 フルカラー印刷併用の場合「DIC 586s+フルカラー」 50%金赤の場合「DIC 586s+M50%+Y50%」 黒の場合「DIC586s+Bk100%」 - 大抵はCMYの混色で印刷される。
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