航海燈とは? わかりやすく解説

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こうかい‐とう〔カウカイ‐〕【航海灯】

読み方:こうかいとう

船舶夜間航行するときに安全を守るために掲げ灯火檣灯(しょうとう)・舷灯(げんとう)・船尾灯などがある。


航海灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 12:55 UTC 版)

操船術」の記事における「航海灯」の解説

詳細は「航行灯#航海灯」を参照 白赤緑の3色の「航海灯」が夜間航海時の船舶互い視認役立てられている。これら3種類5個の航海灯の配置万国共通決められており、レーダーに頼らなくても、夜間船体見えなくても船の方向大きさがほぼ判るようになっている後進した場合については法的に決められていないが、左右の赤と緑を逆にできるように左右とも赤緑両方付いている場合後部マスト左右逆に航海灯が付いている場合があり。後進している状態でも進路誤認させないように工夫されていることが多い。

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「航海灯」を含む「操船術」の記事については、「操船術」の概要を参照ください。


航海灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 20:15 UTC 版)

航行灯」の記事における「航海灯」の解説

1838年に、アメリカ合衆国で、日没から日の出の間に航行する蒸気船1つ上の航海灯を設置することを義務付ける法律可決した。ただ、この当時は、色、可視性設置場所指定されていなかった。1848年には、イギリスで、蒸気船舷側赤色緑色舷灯マスト白色マスト灯を設置することを義務付ける法律可決した1849年に、アメリカ合衆国議会は航海灯に関する要件を、帆走船にも拡張した1889年には、アメリカ合衆国衝突防止のための規制検討するために、初の国際海事会議開催した。この会議により、ワシントン会議規則採択され1897年発効した。この規則では、蒸気船に第2のマスト灯を設置することが義務付けられた。1948年国際海上全会議では、長さ150フィート超える動力駆動船には第2のマスト灯を設置また、ほぼ全ての船に固定式船尾灯取り付けることが勧告された。それ以来規制はほとんど変わっていない。 左右の赤と緑の色はビナクル設置されたケルビン・ボールの色に由来するビナクル露天甲板の高い位置設置され夜間でも航法計器読み取れるように明かりがついていたのが起源と言われる1972年制定され海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約(COLREG条約)の規則C部では、船舶要求される航海灯の要件規定している。 船舶取り付けた航海灯により、航行中船舶は、周囲の他の船舶種類相対的な方向判断し、それにより衝突危険性があるかどうか判断する一般に帆走船は真正面から右舷真横よりも船尾側に2点22 12度)までの方向から見えるように緑色灯火を、同様に左舷側に赤色灯火を、緑色灯・赤色灯見え範囲角度から見えるようにマストの上方に白色灯火マスト灯)を設置しなければならない動力駆動船は、これらの灯火加えて前方マスト灯が見えない角度から見えるように、船尾側に向けた第2のマスト灯を設置しなければならないまた、マスト灯が2つ設置されている場合は、船尾に近い灯火船首に近い灯火よりも高くなければならないホバークラフト混雑した場所で操縦する一部の船は、視認性高めるために昼夜問わず黄色点滅する灯火設置する場合がある。

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