舟木外記とは? わかりやすく解説

舟木外記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 01:29 UTC 版)

 
舟木 外記
時代 江戸時代後期
生誕 文化2年(1805年
死没 弘化5年(1848年2月
改名 直温(諱)。子新・来岳斎(字)
主君 京極高有高行高厚
但馬豊岡藩家老
氏族 舟木氏
父母 父:舟木直房
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舟木 外記(ふなき げき)は、但馬豊岡藩家老。諱は直温(なおはる)。

舟木家は豊岡藩京極家の重代家老の家柄である。父は豊岡藩で禄高250石の舟木外記直房。外記直温は文政4年(1821年)に家督を継いで京極高有に仕えた。禄高は150石。高有の隠居後は京極高行に仕え、天保3年(1832年)3月に家老に任命された。

高行は藩財政再建のため外記に藩政改革を行なわせ、外記は藩士の削減や経費節減、年貢の完納や商人の御用銀取立強化に文学振興(特に心学を推進)などを行なった。天保6年(1835年)に藩校である稽古堂を創設し、天保9年(1838年)には諸制度・諸法律の見直しを行なっている。天保11年(1840年)に家格之義と御法制・御制度記を定めて質素倹約を奨励した。これら一連の藩政改革はある程度成功し、天保8年(1837年)に200石、弘化2年(1845年)に250石に加増された。弘化4年(1847年)に高行が死去した後は高厚に仕え、なおも藩政改革を主導したが、弘化5年(1848年)2月に死去した。享年44。





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