自治体間での駐屯地誘致合戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 16:09 UTC 版)
「第14旅団 (陸上自衛隊)」の記事における「自治体間での駐屯地誘致合戦」の解説
混成団から旅団に改編される際に、関連する各地元自治体では部隊増加に伴う駐屯地の誘致合戦が行われていた。香川県では知事らが防衛庁に働きかけ、善通寺市に旅団司令部、3個普通科連隊の配置、三豊市にある旧高瀬町が建設した買い手の付かない工業団地にヘリコプター基地の誘致をすべく動いていた。同様に徳島県、高知県、愛媛県も誘致に乗り出していた。これらの県では大規模災害を想定した危機管理、人口増加による地域活性化への期待を背景に自衛隊誘致に動いていた。尚、件の工業団地については誘致は失敗し、2008年に地元企業が購入し一件落着している。最終的には普通科部隊が高知県香南市に、施設科部隊が徳島県阿南市に、航空科部隊が徳島県松茂町に配置されることになった。
※この「自治体間での駐屯地誘致合戦」の解説は、「第14旅団 (陸上自衛隊)」の解説の一部です。
「自治体間での駐屯地誘致合戦」を含む「第14旅団 (陸上自衛隊)」の記事については、「第14旅団 (陸上自衛隊)」の概要を参照ください。
- 自治体間での駐屯地誘致合戦のページへのリンク