自動車・バスそして馬車の製造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 22:20 UTC 版)
「AJS (オートバイ)」の記事における「自動車・バスそして馬車の製造」の解説
二輪車で有名なAJSは1923年に自動車製造に挑戦し、ヘンリー・メドウズ(en)製エンジンを用いて試作車を作ったが、これは量産されなかった。ただし車体の製造には乗り出してClyno社用の受託製造を請け負っていた。ところが同社は1929年に倒産してしまい、その後AJSは自ら自動車製造に乗り出した。コヴェントリー・クライマックス(en)1018cc24bhpエンジンの供給を受け、三段変速を備えた『Nine』が1929年に発売された。2シートで210ポンド、布製車体のサルーンカーで320ポンドと非常に高価だった『Nine』は約3,300台製造された。 AJSはまた、バスや馬車の製造も手掛けた。最初に製造されたバスはヘンリー・メドウス製エンジンを、その後はコヴェントリー・クライマックス製L6などの供給を受けていた。バスの生産台数は通算で200台を越えた。
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