自動販売機における対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 03:05 UTC 版)
自動販売機や自動券売機などの機械においても、釣り銭を計算して払い戻す機能が付いているものが多い。しかし機種によっては、技術的な問題などから釣り銭を払い戻す機能が無く、一定の硬貨のみしか受け入れる能力が無いものや、商品の価格を上回る額面の現金が投じられたことを検知して販売できるだけで釣り銭を返す能力がないものもある。 自動販売機においても、あらかじめ釣り銭は準備しておく。この際に硬貨や紙幣の額面別に機械に収容するようになっていることがあり、その場合店員や駅員が入れるべき場所を間違えて釣り銭用の硬貨や紙幣を機械に投入すると、機械が正しく釣り銭を計算しても出てくる釣り銭の額は間違ったものとなる。また機械によっては、客が投入した現金を自動的に分別して収納し、次の客の釣り銭に利用できるようになっているものがある。 自動販売機においては、ガムや粘着テープなどを釣り銭返却口に仕掛けておき、他人の釣り銭をくっつけて盗む犯罪が行われることがあり、返却口に何かが詰まっていないか、返却された釣り銭の額が正しいかを確認することが対策として行われている。
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