脳と内耳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 09:32 UTC 版)
ステノニコサウルスは全ての恐竜の中で、体積に対して最も大きな脳をもっていたものの一つで、現生鳥類と同等である。大脳と脳全体の容積比は31.5%と63%で、非鳥類型爬虫類の比率というよりも真鳥類のそれを示している。さらに、少なくとも骨化した鼓膜の上下にそれを支持する骨のひだを有していた。ひだの他の部分は、脆すぎて保存されなかったか、軟骨性であると思われる。耳柱骨はドロマエオサウルス類や始祖鳥、ヘスペロルニスのような原始的な鳥と同様に、左右に拡大されていた。
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