胆管炎でよく用いられる抗菌薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/08 04:39 UTC 版)
「胆管炎」の記事における「胆管炎でよく用いられる抗菌薬」の解説
胆管炎は腎盂腎炎と並んで血液培養で菌が検出されやすい。血液培養や胆汁培養の結果を参考に修正されることが多い。 物質名投与方法セフメタゾール 2g を6-8時間ごと アンピシリン/スルバクタム 3g を6時間ごと ピペラシリン/タゾバクタム 4.5g を6-8時間ごと またESBL産出菌やAmpC過剰産出菌のカバーが必要な場合は 物質名投与方法メロペネム 1g を 8時間ごと イミペネム/シラスタチン 1g を 6-8時間ごと などがよく知られて処方例のひとつである。投与期間はドレナージの成功や菌血症の有無によって変わってくる。菌血症がある場合は10-14日、ドレナージ不可である場合は肝膿瘍に準じて4-6週間ほど治療することもある。
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