職業が個人事業主
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 08:27 UTC 版)
個人で事業を行えば個人事業主になる。副業でも個人事業主である。例えば、一個100円で仕入れた商品を200円で売る商売をはじめ、継続的・反復的に商売を行えば、個人事業主となる。また、ブログでのアフィリエイト収入、オークションサイト等を利用した収入などがあれば個人事業主になる。事業所得に該当する場合は、個人事業の開業届出書を提出する必要があるが、副業の個人事業主は雑所得に該当し、開業届出書の対象外である。このように個人事業主となるためのハードルはかなり低い。 また、世間一般的に個人事業主は株式会社の経営者と間違ってイメージされていることもあるため、職業詐称に使われることが非常に多い。知人や交際相手の職業が自営業という場合は、具体的にどのような仕事なのかを確認する必要がある。また、年収の場合は、年商(売上高)のことなのか所得(利益、課税所得)のことなのかも確認する必要がある(薄利多売や利益率の悪い業界の場合、実際的に個人事業主に入ってくる利益が売上高に比べて極端に少ないことがよくある)。なお、タレント等の芸能人が「個人事務所」を有することあるが、個人と称しながら会社組織であることが多い。この場合は、個人事業主ではなく、法人経営者である。
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