職人の世界へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/31 13:31 UTC 版)
1年半の闘病生活を終えた彼は「住み込み募集」という電柱広告を見てパン屋の店員として働く。次々に新商品を提案し店は繁盛したが、店主と喧嘩をして店を飛び出してしまう。無職になった彼は闇市でおはぎと大福もちを見て郷愁の想いに駆られる。その瞬間、「和菓子職人になろう」と決意した。まずは仲買のような商売から始め、工房に出入りするようになり、ひたすら職人を研究。そして親しくしていた九谷焼の窯元の夫人から才能を見出され、和菓子職人の道へ。研究熱心な彼の作る和菓子は好評で、ついに昭和26年に独立。『虎彦』という和菓子屋を金沢市内に開店する(当時26歳)。
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