聖母像の発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/12 16:14 UTC 版)
「グアダルーペの聖母 (スペイン)」の記事における「聖母像の発見」の解説
グレゴリウス1世により、聖母マリア像は聖ルカが彫刻したものであり、セビリアの大司教、聖レアンデルに与えられたとされた。 地元の伝説では、712年にセルビアがムーア人に侵略されたため司祭たちが北方に逃れる際、彼らの手によってエストレマドゥーラにあるグアダルーペ川近くの丘に聖母マリア像が埋められたとされる。 14世紀の初頭、牛飼いのヒル・コルデロが山で逃げ出した家畜を探している際に聖母マリアが出現した。 彼は司祭に、聖母マリアが目の前に現れた。また、その周辺を掘るよう司祭に願い出よと命じられたと訴え出た。 発掘した司祭は隠された彫像を発見し、その場所に小さな聖堂を立てた。その聖堂は大きく発展し、後にサンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院となった。
※この「聖母像の発見」の解説は、「グアダルーペの聖母 (スペイン)」の解説の一部です。
「聖母像の発見」を含む「グアダルーペの聖母 (スペイン)」の記事については、「グアダルーペの聖母 (スペイン)」の概要を参照ください。
- 聖母像の発見のページへのリンク