聖女とうたわれた王妃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 07:59 UTC 版)
「ディニス1世 (ポルトガル王)」の記事における「聖女とうたわれた王妃」の解説
ディニス1世は、1282年にアラゴン王ペドロ3世の王女イサベル(イザベル)と結婚した。王妃は慈悲深く、常日頃から国民への奉仕を怠らなかった。伝説によると、ある日、かごにパンを入れて貧しい人々を訪ねようと、王宮を出ようとしていた王妃を王が見とがめると、王妃は「これはバラが入っているのです」と王の追及をかわそうとした。王がかごにかけられた布を取ると、中には赤いバラが入っていたという。1625年、和解の美徳と慈悲により、聖人として認定された。コインブラの守護聖人となっている。 2人の間には1男1女が生まれている。 コンスタンサ(1290年 - 1313年) - カスティーリャ王フェルナンド4世の王妃 アフォンソ4世(1291年 - 1357年)
※この「聖女とうたわれた王妃」の解説は、「ディニス1世 (ポルトガル王)」の解説の一部です。
「聖女とうたわれた王妃」を含む「ディニス1世 (ポルトガル王)」の記事については、「ディニス1世 (ポルトガル王)」の概要を参照ください。
- 聖女とうたわれた王妃のページへのリンク