聖卓をまわる行進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/05 00:53 UTC 版)
相愛の杯の後、司祭は新郎新婦の手をとり、三回聖卓の周りをまわる行進を行う。 結婚指輪と同様、円形は永遠性の象徴であり、永久に互いを委ね合う結婚を強調するものである。 聖致命者の讃詞が歌われるのは、夫婦生活において夫婦が分かち合うべき苦しみと十字架を象徴している。婚姻は愉楽だけでなく苦悩の分かち合いでもあり、その十字架の重みがここにも表されている。ハリストス(キリスト)が四方の隅石となってはじめて、家族が砂上の楼閣ではなく、強固な礎の上に建てられた家となるとされる。
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