聖ヴェンツェスラウス教区教会
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「リッツェンドルフ」の記事における「聖ヴェンツェスラウス教区教会」の解説
バロック様式の聖ヴェンツェスラウス教区教会は、建築家ヨハン・ディーツェンホーファーによって1715年から1718年に建造された。金色に輝く含鉄砂岩の角石材を用いて建設されている。 ボヘミア公にして聖人のヴェンツェスラウス(聖ヴァーツラフ)を教会の守護聖人に選んだのは、司教領主ラムブレヒト・フォン・ブルンの時代に遡る。ラムブレヒトは、プラハの宮廷でカール4世の政治顧問を務め、その息子ヴェンツェルの大臣職を務めた。1406年にリッツェンドルフの主任司祭に就任し、現存する5階建ての塔を新設した。 17世紀の終わりには建物の破損がひどくなったが、修復がためらわれていた。1702年に主任司祭に就任したヨハン・クリストフ・ラインハルトは、この問題に取り組み、格別な成果を上げた。バンベルクの宮廷建築家ヨハン・ディーツェンホーファーが塔にすばらしい長堂を増築したのだった。
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