たんなさわふたぎ (耽羅沢蓋木)



●わが国の本州、関東地方以西から四国、九州それに朝鮮半島に分布しています。山地の林床や谷沿いなどに生え、高さは1~2メートルほどになります。葉は倒卵形でやや硬く互生します。ふつう「サワフタギ」より粗い鋸歯があります。6月ごろ、枝の先に円錐花序をつけ、小さな白い花を咲かせます。果実は秋に黒紫色に熟します。名前の「耽羅」は、済州島の古い呼び名です。
●ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木で、学名は Symplocos coreana。英名はありません。
耽羅沢蓋木
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