義那道夫とは? わかりやすく解説

義那道夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 15:53 UTC 版)

義那 道夫(ぎな みちお[1][2]1933年6月19日[2][1] - 2013年3月)は、日本の元俳優東京府生まれ[2]山梨県出身[1]劇団新人会に所属していた[2][1][3]。本名同じ[2]

人物

京華学園高等学校卒業[1]

俳優座研究所6期生[3]。同期に市原悦子がいた[4]。初舞台は『貴婦人故郷に帰る』の夫役[1]。1957年に研究所を卒業[1]

1966年放送の『ウルトラQ』第16話「ガラモンの逆襲」ではセミ人間が化けた青年を演じた。この起用は、同話の監督だった野長瀬三摩地が、当時、新劇の役者をしていた義那を推薦したことによる。

フジテレビの関連会社に勤務していたことがあり、2001年からは東京都から屋久島に移住していた。

2013年3月、死去[4]

出演作品

テレビドラマ

  • 刑事物語(1960年)[3]
  • 娘の決闘(1960年)
  • 忍者部隊月光 第54・55話「デッド音波作戦 - 前・後篇 - 」(1965年) - マキューラ十五号・黒場
  • ウルトラQ 第16話「ガラモンの逆襲」(1966年) - 遊星人Q / セミ人間
  • ウルトラマン第28話「人間標本5・6」(1967年)- 宇宙線研究所員 ※ノンクレジット
  • レモンのような女 第3話「燕返しのサヨコ」(1967年)
  • 特別機動捜査隊 第297話「第七天国」(1967年) - 中根
  • しまった! 第5話「人の褌で相撲をとれ」(1968年)

映画

  • 森は生きている(1956年)[3]

吹き替え

舞台

出典

  1. ^ a b c d e f g 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、261頁。 
  2. ^ a b c d e 文化人名録』《昭和43年版》日本著作権協議会、1968年。 
  3. ^ a b c d e 『タレント名鑑』《NO1》芸能春秋社、1962年、31頁。 
  4. ^ a b 『ウルトラマン研究読本』(洋泉社・2013年) p.181
  5. ^ レッシング「解説」『ミンナ・フォン・バルンヘルム』小宮曠三(訳)、岩波書店岩波文庫〉、1962年、204 - 205頁。ISBN 9784003240434 
  6. ^ 田中千禾夫『田中千禾夫戯曲全集』《第1巻》白水社、1967年、349頁。 
  7. ^ 芸能学会編『芸能』1月号、芸能発行所、1961年、83頁。 
  8. ^ 芸能学会編『芸能』6月号、芸能発行所、1962年、82頁。 
  9. ^ 田中千禾夫『田中千禾夫戯曲全集』《第7巻》白水社、1967年、345頁。 




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