義勇旅団「ネーデルラント」の誕生
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「第23SS義勇装甲擲弾兵師団」の記事における「義勇旅団「ネーデルラント」の誕生」の解説
ゾンネベルクへの到着と同時に、義勇部隊「ニーダーランデ」はSS義勇旅団「ネーデルラント」(SS-Freiwilligen-Brigade "Nederland")としての再編成に着手した。旅団は2個装甲擲弾兵連隊を基幹として編成され、両連隊には名誉称号が付けられることになった。第45(11月12日に第48に変更)SS義勇装甲擲弾兵連隊は、暗殺されたセイファルト将軍にちなみ「ヘネラル・セイファルト」(SS-Freiwilligen-Panzrgrenadier-Regiment 45(48)"General Seyffardt")、第46(11月12日に第49に変更)SS義勇装甲擲弾兵連隊は、17世紀のオランダ海軍提督ミヒール・デ・ロイテルにちなみ「デ・ロイテル」(SS-Freiwilligen-Panzergrenadier-Regiment 46(49)"De Ruiter"(もしくは"De Ruyter"))と名付けられた。これら装甲擲弾兵連隊の他には第54SS砲兵連隊、第54SS偵察中隊、第54SS工兵大隊、第54SS戦車猟兵大隊、第54SS衛生大隊、第54SS通信中隊、第54SS対空砲中隊の諸部隊が所属しており、旅団指揮官にはSS「ヴィーキング」師団のSS「ゲルマニア」連隊長を務めたユルゲン・ヴァグナー(de:Jürgen Wagner)SS少将が就任した。
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