縮尺の大小
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 02:04 UTC 版)
通常、縮尺は比の値として単位分数(分子を1とする分数)で表されるが、この時の分母に相当する数値を縮尺分母と呼ぶ。縮尺分母が大きい場合、「縮尺が小さい(比の値が小さいので)」と言い、縮尺分母が小さい場合「縮尺が大きい」と言う。例えば1/10の図と1/100の図を比べると、「1/100の図は小縮尺」であり、1/100の図と1/1000の図を比べると「1/100の図は大縮尺」である。 要するに、縮尺の大小=分数の大小であると言え、縮小の度合いとは逆である。大縮尺地図のほうが小縮尺より細かいところまで判る。
※この「縮尺の大小」の解説は、「縮尺」の解説の一部です。
「縮尺の大小」を含む「縮尺」の記事については、「縮尺」の概要を参照ください。
- 縮尺の大小のページへのリンク