総武競馬会設立
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1907年(明治40年)3月9日、総武牧場株式会社が建設する松戸競馬場は粗末な施設ながら完成し、同年7月、松戸で競馬を行う公益法人として総武競馬会が認可・設立される。認可された総武競馬会は同年9月、明治40年春季競馬を開催する。9月なのに春季としたのは、当時、競馬は年2回(春季・秋季)各4日間開催されるものだったからである。9月の初開催を春季開催だということにすれば、明治40年秋季としてもう一回競馬を開催できる。総武競馬会は認可を受けるに当たって事業目的を「競馬の開催並びに付帯事業として馬術練習所を開設し博く会員を募集し馬事思想の普及を図る」としたため、1907年(明治40年)1月に向島に1200坪の土地を買って馬術練習所を設けている。
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