結晶中のイオン化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:12 UTC 版)
イオン結晶は、イオン相互の静電的相互作用によってイオン結合し、正負の電荷が対を作って電気的に中性となることで規則正しい結晶構造を形成することで、全体的・均一に電荷が中和され安定化している。このとき個々の原子は、中性分子のイオン化により電子配置が安定化する現象を、結晶構造内で実現している。 代表例である塩化ナトリウムでは、ナトリウムと塩素がイオン化して電子1つを授受した状態で交互に並ぶことで、電気的にも化学的にも安定している。
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