経過・予後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 00:45 UTC 版)
CLLでは進行の早い群と進行がゆっくりで治療しなくとも長い生存期間が期待できる2群に分けられるが、免疫グロブリンH鎖遺伝子(IgVH)の突然変異の有無で予後の良し悪しが異なる。IgVHの突然変異の無いものは男性に多く、進行が早く予後が悪いことが判明している。実際に患者のIgVHの突然変異の有無を調べるのは容易ではないので、IgVHの突然変異の有無と相関のある細胞表面抗原のCD38や細胞内のZAP-70タンパクで推し量ることが出来る。細胞表面抗原のCD38や細胞内のZAP-70が陽性のものは予後が良くはない。
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