経度1秒の緯線の長さとは? わかりやすく解説

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経度1秒の緯線の長さ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 21:09 UTC 版)

経度」の記事における「経度1秒の緯線の長さ」の解説

緯線沿う長さ(平行圏弧長) Δ l {\displaystyle \Delta l} は、その始点終点経度の差 Δ λ {\displaystyle \Delta \lambda } に比例する。その比例係数地理緯度 φ {\displaystyle \varphi } に依存し、 Δ l = a cos ⁡ φ 1 − e 2 sin 2 ⁡ φ Δ λ {\displaystyle \Delta l={\frac {a\cos \varphi }{\sqrt {1-e^{2}\sin ^{2}\varphi }}}\Delta \lambda } と表せる。ここで、 a {\displaystyle a\,} 及び e {\displaystyle e\,} はそれぞれ地球楕円体赤道半径長半径)及び離心率である。緯線周長場合は Δ λ = 2 π {\displaystyle \Delta \lambda =2\pi } となり、経度1秒に相当する長さ場合は Δ λ = π / 648000 {\displaystyle \Delta \lambda =\pi /648000} となる。 地球楕円体としてGRS 80採用した場合、 a {\displaystyle a\,} = (正確に)6 378 137m であり、 e {\displaystyle \,e} = 0.081 819 191 042 815 791(近似値)、 e 2 {\displaystyle \,e^{2}} = 0.006 694 380 022 900 788近似値)である。これらを用いGRS 80地球楕円体表面上の代表的な地点日本周辺における値を上記の式により計算する次のとおりである。 緯度経度1秒の長さ0度(赤道)30.922 m 15度29.875 m 24度28.264 m 25度28.042 m 26度27.810 m 27度27.571 m 28度27.323 m 29度27.066 m 30度26.802 m 31度26.529 m 32度26.248 m 33度25.959 m 34度25.662 m 35度25.358 m 353929秒1572(日本経緯度原点)25.153 128 762 m 36度25.045 m 37度24.725 m 38度24.398 m 39度24.063 m 40度23.721 m 41度23.371 m 42度23.014 m 43度22.650 m 44度22.279 m 45度21.902 m 46度21.518 m 60度15.500 m 75度8.028 m 90度(極点)0.000 m

※この「経度1秒の緯線の長さ」の解説は、「経度」の解説の一部です。
「経度1秒の緯線の長さ」を含む「経度」の記事については、「経度」の概要を参照ください。

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