終身名人制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:12 UTC 版)
終身名人制は江戸時代から本因坊秀哉の引退まで続けられた。ただし、安井算知は生前の1675年に名人を返上している。 また、将棋とくらべると名人空位の期間が多く(名人空位の期間は本因坊家が碁将棋家のとりまとめをしていた)、そのため、終身名人の人数も少なくなっている。さらに、将棋の場合は「〇〇世名人」と、終身名人になった代数で呼ばれることが多いが、囲碁の場合は終身名人の代数で呼ばれることは少ない。 棋士読み生年就任年没年本因坊算砂 さんさ 1559 1623 中村道碩 どうせき 1582 1623- 1630 安井算知 さんち 1617 1668- 1703 本因坊道策 どうさく 1645 1677- 1702 井上道節因碩 どうせついんせき 1646 1708- 1720 本因坊道知 どうち 1690 1721- 1727 本因坊察元 さつげん 1733 1766- 1788 本因坊丈和 じょうわ 1787 1831- 1847 本因坊秀栄 しゅうえい 1852 1906- 1907 本因坊秀哉 しゅうさい 1874 1914- 1940
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