細胞間におけるラメラ構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 03:46 UTC 版)
「ラメラ構造」の記事における「細胞間におけるラメラ構造」の解説
両親媒性分子は水中で様々な会合体を形成し、リオトロピック液晶と呼ばれている。ラメラ液晶はその中で特に希薄な系で形成され、2分子膜が層状に折り返し単位が6-7nm(ナノメートル)と極めて小さい1次元周期構造(水-脂質-水-脂質-水…のように膜が平行に積み重なった構造)をしている。ヒト角質層の細胞間にはこのラメラ構造が存在し、脂質-水-脂質-水-脂質…の層状であるサンドイッチ状の構造をとることにより、肌の水分を保持し、皮膚バリア機能をつかさどっている。
※この「細胞間におけるラメラ構造」の解説は、「ラメラ構造」の解説の一部です。
「細胞間におけるラメラ構造」を含む「ラメラ構造」の記事については、「ラメラ構造」の概要を参照ください。
- 細胞間におけるラメラ構造のページへのリンク