細胞壁の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/21 08:32 UTC 版)
放線菌とフィルミクテス門、テネリクテス門は従来から外膜が無いとされてきた。また、クロロフレクサス門も細胞壁にリポ多糖が無く、構造的に類似している。外膜を欠損するのはテッラバクテリアに固有の形質であり、その他の真正細菌は全て外膜を保有している。なお、藍色細菌門とデイノコックス・テルムス門には外膜がある。 フィルミクテス門と放線菌、デイノコックス・テルムス門の多くの種はグラム陽性であり、また、クロロフレクサス門にも多くのグラム陽性菌が所属している。テッラバクテリア意外にグラム陽性の真正細菌はほとんどいない。
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